大型バイクを中古で手に入れたいと考えているけれど、どのモデルがおすすめなのか、選び方や注意点に悩んでいませんか。
中古市場には多種多様な大型バイクが並び、はじめての方はもちろん、乗り換えを検討している方でも迷いやすいのが現実です。
この記事では、中古大型バイク選びで失敗しないコツや人気のおすすめモデル、リセールバリューやコストパフォーマンスに優れた一台の見つけ方を徹底解説します。
年式や走行距離の基準、維持費や購入のタイミングなど、知っておきたいポイントも網羅。
あなたが理想の大型バイクを中古で安全かつ賢く選ぶためのヒントをお届けします。
中古でおすすめの大型バイクの選び方と人気車種

中古の大型バイクを選ぶ際は、新車とは違い、価格やコンディション、走行距離など確認すべきポイントが多くあります。
用途や予算に合わせて車種を選び、自分にピッタリの一台を見つけましょう。
ここでは、中古でおすすめの大型バイクの人気モデルや選び方のポイントについて解説します。
おすすめ大型バイクの最新人気モデル
近年、中古市場で需要が高まっている大型バイクには、人気メーカーの定番モデルから、個性的なデザインのバイクまで幅広く存在します。
特にホンダCB1300シリーズ、ヤマハMT-09、カワサキZ900RSなどは、多くのライダーから高評価を得ています。
走行性能だけでなくデザインや快適性、安全性にも注目して選ぶことが大切です。
- ホンダ CB1300:ツーリングや街乗りでも快適に走れる万能モデル
- ヤマハ MT-09:軽快でスポーティー、初心者にも人気の一台
- カワサキ Z900RS:クラシカルなデザインが特徴の人気ネイキッド
- スズキ GSX-S1000:パワフルな走りとコストパフォーマンスが魅力
初心者向けの中古大型バイク
大型バイク初心者の方には、取り回しやすく安定感のあるモデルが最適です。
ホンダCB400スーパーフォア(教習車としても有名ですが、400ccを超えるモデルのCB650RやCB1300も初心者におすすめです)、ヤマハXSR700、カワサキER-6nなどが該当します。
これらはシート高が低めで、足つきの良さや扱いやすいエンジン特性が魅力です。
安全に楽しむためにも、コンディションの良い車両と信頼できる販売店を選びましょう。
リセールバリューの高い中古大型バイク
中古で購入した後も高値で売却しやすい、リセールバリューの高い大型バイクも注目されています。
特に限定モデルや人気ネイキッド、クラシックタイプのバイクは中古市場で安定した価値を保っています。
車種 | リセールの特徴 |
---|---|
カワサキ Z900RS | クラシックデザインで幅広い年代に人気 |
ホンダ CB1300 | 長年愛される定番シリーズで資産価値も高い |
ヤマハ SR400 | 製造終了モデルで希少価値が上昇中 |
リセールを重視するなら、人気モデルや生産終了した希少車種を選ぶと良いでしょう。
コストパフォーマンス重視の中古大型バイク
費用を抑えて大型バイクを楽しみたい方には、コストパフォーマンスに優れたモデルがおすすめです。
スズキGSX-S1000やヤマハFZ-1などは、中古価格が比較的手ごろで、維持費も抑えられることが魅力です。
実用性の高さや耐久性も重視すると、長く快適に乗り続けることができます。
定番・定評のある大型バイクの特徴
定番バイクには長年にわたって多くのユーザーから支持されている理由があります。
高い信頼性や部品の入手しやすさ、カスタムパーツが豊富でメンテナンスしやすい点が挙げられます。
ホンダのCBシリーズやヤマハのXJRシリーズなどは、日本国内外でトップクラスの人気を誇ります。
年式や走行距離の基準と目安
中古大型バイクを選ぶときに気になるのが年式と走行距離です。
おおよその目安としては、10年以内の年式で、走行距離が1万〜3万キロ程度なら十分現役で活躍できます。
もちろんメンテナンス履歴や保管状況も大切ですので、チェックシートや整備記録簿の有無も確認しましょう。
用途別のおすすめ大型バイク
大型バイクは用途によって選ぶべきモデルが異なります。
- ツーリングがメインの方:カウル付きで快適性の高いツアラータイプ(例:ホンダCB1300スーパーボルドール、ヤマハFJR1300)
- 街乗りや通勤:扱いやすいネイキッドタイプ(例:カワサキZ900RS、ヤマハXSR900)
- スポーツ走行が好きな方:パワフルなスーパースポーツタイプ(例:スズキGSX-R1000、カワサキニンジャ1000)
自分の乗り方や好みに合ったバイク選びを心がけると、満足度の高い一台に出会えます。
中古大型バイクの失敗しない選び方

中古の大型バイクを選ぶ際は、新車とは違った注意点があります。
価格に加えて、バイクの状態や販売店の信頼性も重要です。
後悔しないバイク選びのためには、慎重なチェックや比較が欠かせません。
この章では、納得のいく1台に出会うためのポイントを解説します。
チェックすべきポイント
中古大型バイクは、前のオーナーによる扱い方や走行距離によって状態が大きく異なります。
以下のポイントをしっかり確認しましょう。
- 走行距離:目安として2万km以下が理想ですが、メンテナンス履歴も重要です。
- 外観の傷や錆:フレームやマフラー、フォーク付近の錆・傷は故障の元になることも。
- タイヤやブレーキの摩耗:消耗品の交換時期や費用も事前にチェック。
- エンジン始動性や異音:試乗やエンジン始動時の音を確認し、不調がないか確かめましょう。
- 定期点検や整備記録:中古車でも履歴がしっかり残っていると安心です。
購入時の予算イメージ
中古大型バイクの価格は年式や走行距離、人気モデルかどうかなどによって差があります。
目安として、購入時の予算イメージを下表にまとめました。
年式 | 走行距離 | 相場価格(万円) |
---|---|---|
5年以内 | ~15,000km | 70~120 |
6~10年 | 15,000~30,000km | 45~70 |
10年以上 | 30,000km~ | 20~45 |
この価格は車両本体のみの想定です。
購入時には登録費用や保険、整備代などの諸費用も必要となるため、余裕を持った予算を立てましょう。
信頼できる販売店の選び方
中古バイク購入において、販売店選びはとても重要です。
信頼できる販売店を選ぶポイントは以下のとおりです。
- 在庫車両が丁寧に整備・清掃されている。
- 車両ごとにしっかりと点検整備記録がある。
- 質問に丁寧に対応し、不明点を隠さない姿勢がある。
- 保証やアフターサービスなどが用意されている。
- 口コミやレビューでの評判が良い。
迷ったときは、複数店舗を訪問して比較するのがおすすめです。
試乗の重要性
中古の大型バイクこそ必ず試乗することが大切です。
見た目だけではわからないエンジンの調子やクラッチの操作感、ブレーキやサスペンションのフィーリングなどを直接確かめましょう。
試乗の際には以下の点を意識してみてください。
- エンジン始動時や走行中に異音がしないか
- ギアの入りやすさやクラッチの感触
- ブレーキやハンドリングの違和感がないか
- シートの高さやポジションのフィット感
納得できるバイクに出会うためにも、納車前にしっかりと試乗しましょう。
中古大型バイクを安く購入するコツ

中古の大型バイクをお得に手に入れるためには、いくつかのコツやポイントを押さえておくと失敗しにくくなります。
相場の動きや購入ルートを知ることも、賢く安く購入する近道です。
タイミングと時期
中古バイクの価格は季節によって変動します。
特に春から夏にかけてはツーリング需要が高まるため、価格が上がる傾向があります。
一方で、秋から冬にかけてバイクを手放す人が増えるため、在庫が多くなり価格も下がりやすいです。
また、新型モデルが登場した直後は、旧モデルの中古車が市場に多く出回るタイミングとなります。
この時期に狙うことで、相場より安く購入できることがあります。
決算期や年末にも値引きが期待できる場合が多いので、複数の時期で価格を比較してみるのもおすすめです。
- 需要が落ち着く冬が狙い目
- 新モデル発売直後は在庫が増える
- 決算期やボーナス時期のキャンペーンを活用
値引き交渉のポイント
中古大型バイクは、店舗での値引き交渉によってさらに安く手に入る可能性があります。
まず、同じモデルの他店の販売価格や相場を事前に調べておきましょう。
その上で、「他のお店ではこの価格でした」と相場情報を提示すると、値引き交渉がスムーズに運びやすくなります。
また、購入を即決する姿勢や現金一括払いを提示すると、店舗側も柔軟に対応してくれることが多いです。
付属品やメンテナンスサービスも交渉材料に含めることで、よりお得な条件を引き出せます。
交渉材料 | 期待できるサービス |
---|---|
現金払い | 値引きや無料点検 |
即決購入 | オプションサービス追加 |
他店の価格情報提示 | 追加値引き交渉 |
フリマ・オークション活用方法
個人売買のフリマアプリやネットオークションは、中古大型バイクを安く手に入れたい人には大きなチャンスになります。
販売店を介さないため、中間マージンが省ける分、相場より安い価格で出品されていることが多くあります。
ただし、購入前には車体の状態や必要書類の有無を必ずチェックしましょう。
取引履歴や評価を確認して信頼できる出品者か判断することも大切です。
現車確認が可能な範囲であれば、必ず自分の目で状態を確認しましょう。
トラブルを避けるためにも契約内容や支払い方法はしっかり確認し、納得できる条件での取引を心がけてください。
中古大型バイクの維持費と注意点

中古の大型バイクを選ぶ際には、購入価格だけでなく、その後にかかる維持費やトラブルを避けるためのポイントにも注意が必要です。
新車と比べて購入費用を抑えられる一方で、消耗品の交換や車検、整備費などが定期的に発生します。
予算計画をしっかり立て、快適なバイクライフを楽しむためのポイントを押さえておきましょう。
車検・整備費用
大型バイクは250ccを超えるモデルが多く、自動車と同じように車検が必要です。
中古車の場合、車検の残り期間や前オーナーの整備状況によって、初回の費用が上下します。
項目 | おおよその費用 |
---|---|
車検基本料 | 20,000〜40,000円 |
重量税・自賠責保険 | 約20,000〜25,000円 |
点検・整備費 | 10,000〜30,000円 |
定期的な点検と早めの整備が故障予防につながるため、費用の見積もりと信頼できるショップ選びが大切です。
消耗品・パーツのコスト
中古大型バイクでは、消耗品やパーツの交換も念頭に置きましょう。
- タイヤ:乗り方や走行距離によっては1〜2年での交換が必要です。
- オイルとオイルエレメント:半年〜1年ごとを目安に交換するとエンジンの不調が防げます。
- ブレーキパッド・バッテリー:これらも数年ごとに交換を検討しましょう。
- 他にもチェーン、スプロケット、各種ゴムパーツなどが劣化しやすいです。
純正パーツ以外にも社外品が多く流通していることもあり、予算や用途に応じて選択できるのが中古バイクならではのメリットです。
トラブルを避ける保険選び
万が一の故障や事故に備えて、任意保険の加入を検討しましょう。
中古大型バイクでは、小さなトラブルが思わぬ出費につながる場合もあります。
保険の種類 | 主な補償内容 |
---|---|
対人・対物賠償保険 | 他人や物への損害をカバー |
搭乗者傷害保険 | 自身や同乗者への補償 |
車両保険 | 愛車の修理・盗難補償 |
保険料は車種や保証内容によって違いが出るため、何を重視したいかを明確にして複数社で見積もりを取るのがポイントです。
中古大型バイクを賢く選ぶために知っておくべきこと

ここまでさまざまな大型バイクの特徴や選び方についてご紹介しましたが、実際に中古で購入する際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
まず、自分のライフスタイルや用途に合ったバイクを選ぶことが大切です。
大型バイクは新車だと高額になりがちですが、中古であれば予算に合わせて手に入れることも可能です。
価格の安さだけで選ばず、車両のコンディションやアフターサポートも重視しましょう。
また、実際にバイクショップや販売店で車両を見て、できるだけ詳しく確認することをおすすめします。
メンテナンスの履歴や走行距離、消耗品の交換状況など細かいポイントにも目を向けてみてください。
大型バイクは維持費や保険料も高めですが、大きな魅力と走る楽しさがあります。
無理なく自分らしいバイクライフを楽しめる一台に出会えるよう、しっかりと情報収集と検討を重ねてください。
納得のいく中古大型バイクとともに、充実したツーリングやバイクライフを送ってください。