400ccバイクを所有している方やこれから購入を検討している方にとって、どの保険に加入すれば安心できるのかは大きな悩みのひとつではないでしょうか。
「ソニー損保のバイク保険で400ccバイクにも対応できるのか」「ファミリーバイク特約の補償範囲はどうなっているのか」といった疑問もよく耳にします。
この記事では、ソニー損保で400ccバイクを保険対象にできるかどうかをはじめ、保険選びで知っておきたいポイントや注意点をわかりやすく解説します。
保険料や維持費の比較、見積もり方法まで詳しく触れていますので、大切な愛車を守る最適な保険選びの参考にしてください。
ソニー損保のバイク保険で400ccバイクに加入できるか

ソニー損保で400ccバイクに保険をかけたいと考えている方は多いです。
400ccバイクは普通自動二輪の中でも維持費やパワーのバランスが良く、幅広い層に人気となっています。
しかし、ソニー損保が提供するバイク保険の補償範囲や、加入できるバイクの排気量条件は事前に確認しておく必要があります。
400ccバイクに適した保険サービスや選び方も理解しておくことが大切です。
400ccバイクが対象となる保険の種類
400ccバイクのオーナーが加入できるバイク保険にはいくつかの種類があります。
一般的に、任意保険と自賠責保険(強制保険)が存在し、これらは排気量ごとに加入条件や補償内容が異なります。
また、400ccという排気量は多くの保険会社で区切りとなる部分があるため、保険選びの際に対象となるかを必ず確認しましょう。
- 自賠責保険:すべてのバイクで加入必須
- 任意保険:対人・対物・車両などさまざまな補償を自由に選べる
- 特約:盗難や事故時の弁護士費用補償などのオプション
400ccバイクは「小型二輪自動車」として扱われ、多くの保険商品が対応しています。
ソニー損保のファミリーバイク特約の補償範囲
ソニー損保の自動車保険に付けられる「ファミリーバイク特約」は、主に原付バイク(125cc以下)を対象にしています。
この特約では400ccバイクは対象外となるため注意が必要です。
補償内容は自身や家族が原付バイクでの事故を起こした場合の対人・対物賠償などですが、400ccバイクには適用されません。
特約名 | 対象バイク | 補償内容 |
---|---|---|
ファミリーバイク特約 | 125cc以下のバイク | 対人・対物賠償など |
バイク任意保険 | 全排気量(400ccも可) | 対人・対物・車両保険など |
400ccバイクで万が一のトラブルや事故にも備えたい場合は、専用のバイク任意保険に加入しましょう。
400ccバイクに適した保険会社の選び方
400ccバイクを所有する人が保険会社を選ぶ際は、いくつかのポイントを押さえておくと安心です。
- 補償内容が自分のニーズに合っているか
- 事故対応力やカスタマーサポートの評判
- 盗難補償やロードサービスが充実しているか
- 料金や割引制度の有無
- オンラインでの見積もりや契約手続きの簡単さ
ソニー損保のようなダイレクト型はコスト面でも選択肢に入りやすいですが、実際のサービス内容を事前に比較することも大切です。
ソニー損保の自動車保険との違い
ソニー損保には自動車保険とバイク保険があり、それぞれ特徴や補償範囲が異なります。
自動車保険では車だけでなくファミリーバイク特約を付帯することができますが、これは125cc以下の原付バイク用のサービスです。
400ccバイクの場合はバイク向けに専用の任意保険へ加入する必要があります。
また、バイク保険は事故時の対応やロードサービス、料金体系なども車向けと異なる場合があります。
契約時はしっかりと必要な補償やサービスを確認しましょう。
400ccバイク所有者が知っておくべき注意点
400ccバイクは車検や税金、保険など維持費が小型バイクより高額になりやすい点に気をつけましょう。
また、任意保険の場合、補償内容によっては免責金額や特約の範囲が異なります。
盗難リスクも高いため、盗難補償や防犯サービスが付帯しているかも重要な確認事項です。
安全運転を心掛けつつ、しっかりとリスクマネジメントを行いましょう。
400ccバイク向け任意保険の見積もり方法
400ccバイクの任意保険は、各保険会社のウェブサイトや比較サイトから簡単に見積もりできます。
見積もり時には、車両情報(メーカー・車種・年式など)や運転者の年齢、補償希望内容を入力します。
複数社で見積もりをとることで、保険料や補償内容をしっかり比較できます。
最近はインターネット割引や早期契約特典なども豊富なので、タイミングも意識しましょう。
ソニー損保のファミリーバイク特約が利用できるバイクの排気量

ソニー損保のファミリーバイク特約は、自動車保険に付帯できるオプションのひとつです。
主に小型のバイクに利用できる特約ですが、排気量によって補償の対象になるバイクとならないバイクがあります。
家族でバイクを利用する場合には、どのバイクが特約の対象になるのかしっかり把握しておくことが大切です。
原付バイクの排気量区分
日本の道路交通法では、バイクの排気量によって原動機付自転車や小型自動二輪、普通自動二輪などの区分が決まっています。
排気量による主な区分は以下の通りです。
- 50cc以下:第一種原動機付自転車(いわゆる原付)
- 51cc〜125cc:第二種原動機付自転車
- 126cc〜250cc:小型自動二輪
- 251cc〜400cc:普通自動二輪
このように、排気量の違いによって法的な扱いが変わってくるため、保険の補償範囲にも影響します。
バイクの種類 | 排気量 | 免許区分 |
---|---|---|
原付 | 〜50cc | 原付免許 |
第二種原付 | 51cc〜125cc | 小型二輪免許 |
小型自動二輪 | 126cc〜250cc | 普通二輪免許 |
普通自動二輪 | 251cc〜400cc | 普通二輪免許 |
125cc以下の補償範囲
ソニー損保のファミリーバイク特約は、主に排気量125cc以下のバイクが対象となります。
この特約を利用することで、家族が所有している原付や125ccまでのバイクに家族の誰が乗っていても補償を受けられるのが特徴です。
具体的には、事故による対人・対物賠償がカバーされるため、幅広いシーンで安心できます。
125cc超のバイクや、250ccや400ccクラスのバイクはファミリーバイク特約の対象とはならないため注意しましょう。
250cc・400ccが対象外となる理由
250ccや400ccのバイクが対象外となる主な理由は、道路交通法や自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)などの法規制に基づいているためです。
これらのバイクは排気量が大きくなり、車体もより高性能なものになります。
そのため、事故発生時のリスクや賠償金額も高額になる傾向があります。
保険会社としては補償内容や保険料のバランスを考慮し、125cc以下のバイクのみを特約の対象と定めています。
250ccや400ccのバイクについては、必ず個別のバイク保険に加入する必要があるため、乗る前に必ず保険の加入状況を確認しましょう。
400ccバイクの任意保険選択で比較すべきポイント

400ccバイクに乗る場合、任意保険の選び方はとても大切です。
自分に合った保険を見つけることで、安心してバイクライフを楽しめます。
ここでは保険選びの際に注目したいポイントについてご紹介します。
保険料の違い
400ccクラスのバイク保険料は、保険会社によって大きく差が出ることがあります。
同じ保障内容でも金額に幅があるため、複数社で見積もりをとるのがおすすめです。
主なポイントは、年齢や等級、年間走行距離、使用目的などが保険料に影響する点です。
特にソニー損保はネット専用でコストを抑えているため、割安な場合が多いです。
- 年齢や運転歴で異なる割引
- 免許の種類やゴールド免許割引
- インターネット割引などのキャンペーン
一度自分の条件で各社を比較してみるのが良いでしょう。
補償内容
補償内容は保険選びで一番重視したいポイントです。
バイク保険には主に「対人賠償」「対物賠償」「搭乗者傷害」「車両保険」などが含まれます。
たとえば下記のように、補償を比較すると違いがわかりやすいです。
補償項目 | ソニー損保 | A社 |
---|---|---|
対人賠償 | 無制限 | 無制限 |
対物賠償 | 無制限 | 5000万円 |
搭乗者傷害 | あり | なし |
車両保険 | 選択可 | 不可 |
自分のバイクやライフスタイルに合う補償を選ぶことが大切です。
ロードサービス
万が一のトラブル時に役立つのがロードサービスです。
保険会社によって無料で使える範囲やサービス内容が異なります。
例えばレッカー搬送距離やバッテリー上がり、ガス欠時の給油サービスなどがあります。
ソニー損保ではレッカー搬送距離が長めに設定されていたり、バイクの故障時に宿泊費までサポートされる場合もあります。
旅行先やツーリング時のことも考えて、サービス内容をよく比較しましょう。
付帯オプション
バイク保険には便利なオプションが用意されていることがあります。
たとえば弁護士費用特約や盗難補償、あんしん修理サービスなど、必要に応じて付け加えることが可能です。
オプションを追加することで、万が一の時の安心感がさらに高まります。
保険会社ごとに用意されているオプション内容が異なるため、比較する際には次のようなポイントが参考になります。
- 盗難対策の有無
- 弁護士費用の上限
- 修理時のサポート内容
- 事故時の休業補償
「自分に本当に必要なオプションはどれか」を考えて保険をカスタマイズしましょう。
400ccバイクにかかる年間維持費と保険の内訳

400ccバイクを所有する際には、さまざまな維持費がかかります。
維持費の主な項目としては、自賠責保険料、任意保険料、車検費用、そして税金があります。
それぞれの費用を事前に知っておくことで、計画的にバイクライフを楽しむことができます。
自賠責保険料
自賠責保険は、バイクを公道で運転するために必ず加入しなければならない保険です。
400ccバイクの場合は250ccを超える二輪車扱いとなるため、車検のタイミングに合わせて2年間分の保険料を支払うケースが多いです。
2024年時点での自賠責保険料は、2年契約で約10,160円前後です。
年間に換算すると、約5,080円程度となります。
この金額は少しずつ変動するため、契約時には最新の料金を確認しましょう。
契約期間 | 保険料(400ccバイク) | 1年あたりの金額 |
---|---|---|
24か月(2年) | 10,160円 | 5,080円 |
任意保険料
任意保険は法律で義務付けられてはいませんが、自分自身や他人・相手の車両への補償のために加入している方がほとんどです。
ソニー損保などのダイレクト型保険会社では、比較的リーズナブルな保険料で幅広い補償が受けられます。
400ccバイクの任意保険料は、補償内容や等級、年齢、使用目的によって大きく異なりますが、年間で約20,000円~30,000円が相場となっています。
- 対人・対物賠償(無制限)
- 人身傷害補償
- 車両保険(オプション)
保険の見積もりや補償内容については、各保険会社のシミュレーションを活用して比較検討すると良いでしょう。
車検費用
400cc以上のバイクは、2年ごとの車検が法律で義務付けられています。
車検の費用は依頼する店舗や整備内容によって変動しますが、一般的には以下の費用が発生します。
項目 | 目安金額 |
---|---|
自賠責保険料(2年分) | 10,160円 |
重量税 | 3,800円 |
印紙代 | 1,800円 |
点検・整備基本料 | 15,000円~30,000円 |
合計で約30,000円~45,000円程度かかることが多く、これを2年で割ると年間15,000円~22,500円ほどになります。
税金
400ccバイクには毎年「軽自動車税(種別割)」がかかります。
この税金は排気量によって定められており、400ccの場合は年額6,000円です。
この金額は毎年5月ごろに納付書が届くので、必ず期限内に支払いましょう。
- 251cc~400ccのバイク:年額6,000円
- 401cc以上のバイク:年額6,000円
税金の種類や金額は変更となる場合もあるので、所有地域の自治体の最新情報を確認することをおすすめします。
この記事でわかる400ccバイク保険選びのポイント

400ccクラスのバイクは高速道路の走行や長距離ツーリングなど、さまざまな用途で活躍します。
そのためバイク保険を選ぶ際には、補償内容や特約の充実度だけでなく、自分の利用スタイルに合ったプランを見極めることが大切です。
保険会社ごとに補償やサービス内容が異なるため、どこに重点を置くかを明確にしておくと、納得のいく保険選びができます。
また、400ccバイクは排気量が大きめな分、保険料にも違いが出やすいため、コストと保障バランスをしっかり考えましょう。
便利な付帯サービスやロードサービスの内容も、トラブル時には大きな安心材料になります。